ファイナンシャルプランニングと倫理・関連法規の守秘義務の遵守のリンクについて
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守秘義務の遵守
(2)守秘義務の遵守顧客との信頼関係のうえで与えられた顧客情報にはプライベートな情報も含まれることから、厳重に管理する必要がある。
FPが顧客との間で行う相談業務は、顧客からの情報開示によって成り立っています。
顧客の家族構成、年齢、所得、資産など非常に多くの個人の情報を知ることになる訳ですから、これらの個人情報の取り扱いには、十分な注意が必要となります。
<FPにかかわる個人情報>
FPが扱う個人情報には、どのようなものがあるでしょうか。
例として、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、年齢、性別、生年月日、家族構成、所得、資産、負債、加入している保険の種類・保障内容など、
ざっと挙げただけでもたくさんのものがあります。
これらの個人情報の中には、通常、他人には開示することの無い秘密事項が数多く含まれています。
特にFPは、家庭の資産、負債、年収、家族構成や保険内容など知るわけですから、これらの情報の扱いには特に注意する必要があります。
万一、これらの個人情報を漏らすことや、顧客が意図していない用途に使用することがあれば、プロとして信用してくれた顧客との信頼関係が無くなってしまいます。
それだけでなく、それが仮に一人の人間の行為であったとしてもFP全体の信用を失墜させ、顧客の人生設計をも変えることに成りかねません。
したがって故意、過失にかかわらず、個人情報の漏洩を起こさないためにも、FPとして活動する際に、何を個人情報として守る必要があるのか、
また守るためにはどのようなことをすべきなのか、具体的に知っておく必要があるのです。
<FPとしての基本>
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会では、FP業務を行う上で留意すべき点として、以下の7点を挙げています。
@倫理規定に守秘義務があり、FPはこれを遵守する義務があることの説明を行う。
A顧客情報は、漏洩がおきないような安全管理措置を行っていることの説明を行う。
B顧客情報を利用する予定がある場合には、予め利用目的を明示し、本人の同意を得る。
C顧客情報は原則コピーしない。やむをえずコピーする場合は、必ず顧客の承諾を得る。
D執筆や講演において特定の顧客の紹介はしない。例とする場合は、必ず本人の承諾を得る。
E証券や保険代理店営業のためDM等案内の発送は、本人の承諾なしに行わない。
F苦情があった場合は、真摯にかつ迅速に対応する。
現代社会において、個人情報はますます重要度を増しております。
そして、その取り扱いには、多くの人や企業が敏感になっています。
このような時だからこそ、FPは個人情報の保護に万全を尽くしていることを伝え、顧客が安心して情報を開示できるような状況を作る必要があります。
そうすることによって顧客はより具体的に相談ができ、顧客、FPの双方にとって有意義な内容にすることができるようになります。
そのためには、FPが普段より個人情報の取り扱いについて十分認識し、漏洩防止の具体的な措置をしておくことが大切です。
また、「無い」情報は当然「漏れない」わけですから、不要なデータは破棄するといったことも大切な方法の一つです。
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Category 守秘義務の厳守